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1・異世界転生の多様化によるある弊害が気になった
異世界転生系の作品が多く展開される昨今、わたしはある事が気になった。
異世界転生を司る神や転生者が何かしらの不祥事を行う事があるが、これは一体、誰が取り締まるの?
異世界転生する転生者は大抵(全部ではないが……)思春期の少年の場合が多い。
ただ、そう言った少年達はチートスキルを受け取った事で精神の歯止めが効かなくなっている節があります。
地球では正義感があっても、力が大きくないので惨事にはなっていなくても、チートスキルにより歯止めがなくなり、大惨事を引き起こす事もあります。

例えるなら、”ありふれた職業で世界最強”の天之河 光輝や”盾の勇者の成り上がり”の尚文以外の3勇者、”月が導く異世界道中”の深澄 真以外の転生者(勇者)、或いは少し例外的なら、”オーバーロード”のアインズもチート能力を得た所為で欲望が発露し過ぎていると言えるかも知れません(アンデット化の影響はあると思うけども)

彼らのチート能力が与える影響はある意味で作中でもかなり大きい。ですが、子供だからと言って許されるような内容でもない。
寧ろ、地球だったなら、戦争幇助罪で殺されても文句が言えないです。
勇者とかの立場で許されている節がありますが、普通なら死刑です。
このような人物達を転生神と言う立場で承認した神も同罪です。
故に普通なら、こいつらは慈悲無しで死んでも可笑しくないです。

ただ、”異世界食堂”はあるのに異世界に切り込んだ法廷はない……と考えてこの作品が生まれました。
とは言え、法律入れると難しくなりそうなので、質高め、量少な目で製作しました。



2・転生を司る神の設定が個人的に気に入らない
凄く私的な理由ですが、転生を司る神の尺度やあり方が俗人過ぎて、あまり好きになれない。
こんなので良いなら、チンパンジーでも転生神できるわ!と思っています。
寧ろ、こんな神がいるなら、気持ち悪いと思っているので……異世界転生を幇助する神を駆逐する作品があっても良いのではないか?と思ったので転生神共をデストロイする事にしました。